TO FOBOS
2019.8.16~18
新大宗ビル4号館駐車場コインロッカー
ムラサキの21番
本展では道玄坂内3カ所での展示を行った。
フォボスは奇妙な程に密度が低く
非常に軽い星である。
現在大規模な
渋谷区道玄坂二丁目開発計画が行なわれている。
展覧会期間である2019年8月は、
ビルの解体作業が進み、
渋谷の街中に大きな空き地が出現している。
フォボスという名前は
ギリシア神話の神
”ポボス”にちなんで命名された。
ポボスは恐怖の神である。
Fobosは徐々に火星に引きつけられて
やがてロッシュ限界に達し
3,000万年から5,000万年後に
破壊される運命にある。
上からのぞきこみ、目を見ること
生活に反することは
生活そのものであり
質問に答えながら眠ってしまうことと
渡される紙切れと
火星の近くを回る衛生
Fobos
いずれは破壊される
運命にあるらしい
!
渋谷道玄坂のコインロッカーを始まりとして、道玄坂内3カ所に作品が設置されている。
本展では、現在進行形で動いていく街、無人の中で行われるやりとり、一つの場所に在り続ける絵画等、全ての体験を一つの作品として捉えることを試みた。
2019年現在、大規模な渋谷区道玄坂二丁目開発計画が行われている。展覧会期間である2019年8月
は、ビルの解体作業が進み渋谷の街中に大きな空き地が出現している状態だ。
本展ではその不思議さや美しさにスポットを当てながら、火星の衛星フォボスをテーマに制作を行った。
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